自分の国の文化に親しもう【4年生・道徳】
- 公開日
- 2024/11/22
- 更新日
- 2024/11/22
子供たちの姿
4年生の道徳「赤飯」という資料をつかって、伝統と文化の尊重や郷土や国を愛する価値を考えます。冒頭、「伝統文化」って何だろうという質問からはじまりました。難しい言葉ですが、子供たちの知識や経験から、様々な解釈が出されます。
その後、資料「赤飯」の文章を読み、主人公が「とてもうれしい気持ちになった」理由を考えていきます。相互指名でどんどん自分の意見を伝え合っていきました。
その流れで、赤飯以外に「日本の伝統文化って何があるかな」という問いかけに、国語で学んだこともいかしながら、盛り上がっていきます。そこで、担任が紙風船やけん玉などを見せたり、担任の思い出の香りとして、実物の鰹節と削り器を紹介すると、子供たちの興味は最高潮に。
最後に、自分の国の伝統文化の中で好きなもと/ことをワークシートに書き出します。このクラスには、外国にルーツをもつ子が複数おり、その子が書いたフィリピンのフェスティバルのことを全体に紹介し、日本以外の伝統文化にも触れ、視野を広げました。
多国籍の学級だからこそ、自分の国の文化に誇りをもち、加えて異文化を尊重する心をもってほしいという担任の想いと、日々の授業の中で、学ぶ姿勢をしっかり身につけた子供たちの姿がよく調和した1時間でした。