国語の授業です。かさこじぞうを読んだ子供たちが、劇をします。演じる子供たちも一生懸命ですが、それをじっと見つめる子供たちのまなざしもとても素敵でした。物語では、おじいさんが傘をかぶせる時間はすっと過ぎますが、実際にやってみるととても時間がかかります。きっと寒かったのに「これでええ。」と言ったおじいさんの心の中には、いいことをしたな、よかったなという気持ちで寒さを感じなかったのかもしれない、という意見。おばあさんの「ほほとわらって」という叙述に注目して、幸せな気持ちになったと思うという意見。子供たちは、劇を通しておじいさんやおばあさんなど、登場人物の気持ちをじっくりと考えていました。