学校日記

【5年生】流れる水のはたらきの実験

公開日
2013/10/25
更新日
2013/10/25

子供たちの姿

 理科の授業で、流れる水の働きの実験をしました。花壇に築山を作っての実験でしたが、流れが急なところは、川が深くまで削れたり、蛇行するところは、外側と内側で砂の粒の大きさが変わったりと川の様子を再現できました。実験の終わりに、シャワーホースで雨を降らせたところ、山肌が次第に崩れていく様子が見られました。伊豆大島を始め、今年は、土砂災害の多い年でした。被災された方の不安や自然の力の驚異にあらためて思いを巡らせました。また、築山を崩しているときに、あれだけ雨を降らせたのに表面以外はあまり濡れていないことに気づきました。社会科で保安林について学習した後だったので、子どもたちは口々に「木がないから、雨が全部表面を流れたんだ。」「根っこがあれば、水は山の中に吸われていくんだね。」と森の大切さについて感想を述べていました。理科の実験からいろいろなことに考えを広げることが出来ました。