子ども自身が授業をつくる【4年生】
- 公開日
- 2025/09/04
- 更新日
- 2025/09/04
子供たちの姿
9月3日、以前にも紹介した一人一授業研修の一環として、4年生の算数を学年部を中心に研修しました。
垂直のついての学習をしています。2本の直線の関係で垂直を理解するのは、4年生ではとても難しい学習の一つです。子供はつい直線が交わったところの直角の数を数えてしまいがちです。そこで授業者は、地図記号を用意し子供がイメージを膨らませながら、垂直とはどういう状態かを理解していく学習を計画しました。
この学級の子供たちのすごいところは、一人一人がプリント学習を進めた後、自分の考えを友達と共有したり比較したりすることがごく自然にできていることです。さらに、何人かの子が「黒板の前に集まって」と声をかけ、一つ一つの地図記号にいくつの垂直があるのかを、自分たちで確かめ合っていました。子供が自分たちの言葉をつなぎながら問題に向き合う学習は、理解が深まることが明らかになっています。このような学習スタイルを学年に応じて取り入れいくために研修を深めていきます。