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１年生算数の学びの様子です。この時間は、異なるものの求小場面（大小２つの差がわかっているときに、小さい方の数量を求める）を図に表して立式し、答えを求められるようになることが、めあてです。問題文の内容（言葉）を理解することが難しく、苦戦しがちな内容です。このクラスでは、学習リーダー（進行役）を決め、先生と子供たちが共に学び合うスタイルにも挑戦しています。

授業では、先生が示した問題を、まず個人学習としてミニ白板を使って考え、近くの仲間そして全体で学び合います。子供たちのやり取りを見ていると、「人と違った考え」や「失敗（間違い）」は大歓迎というクラスの雰囲気が醸成されており、子供たちは安心して自分の考えを伝え合うことができます。中盤には、演習問題としてドリルに取り組み、先生が１人１人の定着を確認します。授業の終わりには、たっぷり時間をとってのふり返りです。「友達の考えのおかげで、自分の学びを充実することができた」といった内容のふり返りが、たくさん出されていて感心しました。今年１年かけて、学校で先生や友達と共に学び合う楽しさを存分に味わえるようになったことが伝わってくる、素晴らしい１時間でした。