本日、放送による修了式を行い、学年代表に修了証書を渡しました。校長講話では、今年度最後となる名画の紹介をしました。今回は、ゴッホの『花咲くアーモンドの木の枝』です。これは弟テオの長男誕生の「お祝い」としてゴッホが描いた作品です。春に咲く，「桜」に似た「アーモンドの花」を，ゴッホは新しい「命」の象徴として心を込めて一筆一筆，丁寧に描きました。私はこの画を見た時，今年度教育課程修了の西小児童への「お祝い」にふさわしい作品だと感じました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため，修了式を行うことができない学校も見られる中，本校で無事にそれを行うことができることは有り難く，また，学校はかけがえのない「命」をお預かりしている場所であることを再認識したからです。児童には、「命」を大切にするとともにコロナウイルス感染予防の為に手洗い・うがいの徹底を呼び掛けました。