学校日記

2月の全校集会 感謝の心

公開日
2015/02/05
更新日
2015/02/05

学校行事

2月の全校集会では次のような話をしました。
(前略)
 さて、みなさんは1月から3月までの生活目標を知っていますか?知っている人は手を挙げてみてください。教室に掲示してありますね。そうです。「心を込めてありがとうを伝えよう」です。
 先日の感謝する会は急遽場所が変わりましたが、司会をしてくれた児童委員や各学年の代表者の人はもちろん、他の児童も教室からオレンジルームに届く歌声やチーム西小宣言などのことばでそれぞれが感謝の気持ちをしっかりと表すことができました。とても立派だったと思います。さすが西小生です。
保護者・地域の方々は、毎年、みんなが行っている感謝する会にどのような思いで参加してくださっているのでしょうか?先日、地域の方が学校に来てくださって同人誌を届けてくださいました。その方はその冊子に西小の感謝する会のことを書いておられました。

感謝の心
(途中からです。)
私の地域の小学校では毎年12月に授業が始まる前の午前8時25分より50分間くらい、全校児童による「感謝する会」が開催されています。感謝される団体は、・・・・です。開催前に児童たちから一人一人に感謝のメッセージが渡されました。私のいただいたものには次のように書いてありました。
「子ども見守り隊さんへ   いつも登下校するときに安全に歩くことができてとても助かっています。また、とても気持ちよいあいさつを毎日してくださり、私も気持ちよく「おはようございます。」と言うことに心がけています。最近寒くなってきましたが体に気を付けてこれからも私たちのためによろしくお願いします」と心あたたまるメッセージをいただき、これからの活動におおいに励みとなりました。私たちボランティアは自分のできる範囲で自発的に活動するものです。少しでも社会のためにお役に立てることに生き甲斐を感じ、逆に感謝している次第です。当日は、「感謝する会」は全校児童が趣向をこらして全員参加の感謝する会で、強く感動させられました。人は一人では生きてはいけません。みんなに感謝する気持ちが一番大切です。(後略)
とこう書かれていました。

ありがとうは、普通、何かをしてもらった時に使うことばですが、この地域の方のように、言われた方も元気をもらってこちらこそありがとうという気持ちを伝えてくださっています。そう考えるとありがとうは人と人をつなぐことば、人の心をあたたかくするすてきなことば、本当に魔法のことばだと思います。「ありがとう」は日本語の中で一番美しいことばで、後世に引き継ぎたい言葉のナンバー1だそうです。
6年生は西小で生活できるのもあと30日になりました。他の学年の人も今のクラスのメンバーと生活できるのもわずかです。残り少ない生活に、よい思い出をたくさん残し、自分を支えてくれているすべての人たちにありがとうという感謝の心を伝えあい、よい締めくくりができるようにしてください。学校内をはじめ生活のいろいろな場面で、心からのありがとうがたくさん聞こえてくることを楽しみにしています。