『向上心』をみる
- 公開日
- 2007/10/30
- 更新日
- 2007/10/30
校長メッセージ
私たち人類が、動物などと違って、今あるように進歩発展してきたのは、なぜだと思いますか。それは、「今よりも少しでもよくなろうとする心」があるからです。
先日実施された「清流祭」、完成された姿がイメージできず、とても不安でした。でも、その心配をよそに、日ごろ見慣れた教室、体育館、運動場にメッセージの花が咲きました。未完のままでスタートした「清流祭」が、見事、変身を遂げたのです。
感情豊かに励ましの声を響かせた合唱。ありのままの自分を表現した発表。自他共に、きびしい目で鑑賞した作品展。学級対抗リレーや団演での汗と歓声は、見る人の心を揺り動かしました。
「よりよく…しよう。」と、頑張る気持ちは誰にもあるし、その表現方法は人により違います。だからこそ感動を覚えるのです。
『夏草や 兵どもが 夢の跡』
「清流祭」をやり終えたあとの静寂は、次への意欲や活力につながります。
「困った時に、何ができるか。どうすればよいのか。」、チャンスは、いっぱいあります。
斎藤正美